タケスエ歯科医院は横浜市戸塚区 JR戸塚駅西口トツカーナモール2F。自由診療 インプラント歯科 審美歯科 矯正歯科を専門に丁寧な診療・治療を行っています。

JR戸塚駅西口  トツカーナモール タケスエ歯科医院

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部分入れ歯・総入れ歯

タケスエ歯科医院の「快適な入れ歯」は、患者さん一人ひとりのかみ合わせやお顔のバランスまで考慮して製作されています。 当然ながらお口の中の状態は患者さんによって個人差が大きく、歯の大きさも顎の形も、食事の際のかみ方も十人十色です。

そんな中でより質の高い入れ歯を作るためには、材料にも治療法にもこだわる必要が出てきます。保険を使用する入れ歯では、そのこだわりを反映させることができないのです。

かみ合わせは歯だけではなく、全身の健康に深く関わっています。
言ってみれば入れ歯は、歯の機能を取り戻すためだけではなく、患者様が健康に過ごしていくために必要な「体の一部」なのです。
値段が安くなる代わりに生活が不便になってしまってはいけません。

一般的に、自費診療で作った入れ歯は、保険診療で作った入れ歯と比べて、以下のような点で優れているといえます。

  
  • ①お口の中に入れても違和感が少ない。
  • ②うすくて丈夫な為、しゃべりにくいことが無く、発音障害も起きにくい。
  • ③食物の味が良い。
  • ④「熱い」「冷たい」などの温度感覚がある。
  • ⑤強度的に丈夫なため、殆ど、あるいは全く破折しない。
  • ⑥快適で、貴重な素材(例えば、白金加金やチタンなどの入れ歯)の為、結局は大変大事にしていただき、長持ちする。
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タケスエ歯科医院でのこだわり

~一般の保険取扱い医院で作る自費の入れ歯との違い~

前述の通り、保険の範囲内で作る入れ歯との違いはおわかりいただけたかと思います。
では、一般の保健取扱い医院で作る自費の入れ歯と、タケスエ歯科医院で作る自費の入れ歯とでは、どのような違いがあるのでしょうか?
以下、当院ならではの入れ歯の作り方の特徴を挙げていきましょう。

(1)コピー義歯の製作

入れ歯をご希望の方は、「今の入れ歯が合わないから新しく作り替えたい」という方が多いです。ただし、新しく作り替えるにしても、 治療を始める前に「今よりも格段に快適な入れ歯を作れる」という保証はどこの歯医者さんでもすることができません。
この場合、今お使いの入れ歯を少しずつ改造していきながらその欠点をひとつずつ直していき、ご満足いただけるようになってから、それと全く同じ形の最終的な入れ歯を作るという方法がございます。
これは多くの歯医者さんでもやっていることであり、いきなりぶっつけ本番で新しい入れ歯を作るよりも、より良心的で確実にいい入れ歯が作れるでしょう。

しかしもし仮に、今お使いの入れ歯を改造させてもらって、それが万が一ご満足いただけなかったら…?
「元に戻してください」と言われても、一度改造してしまったものは元に戻せません。
また、今お使いの入れ歯を「これはこれで予備として取っておきたい」と改造を拒まれる方もいらっしゃいます。

このようなトラブルを避けるためにも、タケスエ歯科医院では、まずは「コピー義歯」という、 今お使いの入れ歯とそのままそっくり同じ入れ歯を製作させていただくという独自の方法を取らさせていただくことが多くございます。
そのコピー義歯をいろいろ改造することによって、その人の求める理想的な入れ歯に近づけていき、それにご満足いただいてから、初めてその形と全く同じように最終的な入れ歯を作っていくのです。

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(2)入れ歯の安定をはかるための工夫

入れ歯作りで最も難しいのが、下の総入れ歯です。
特に右の写真のように、入れ歯を支える顎の土手の部分(歯槽堤)がほとんどなく平坦な場合などは、入れ歯を安定させるのに大変難しく、どうしてもパカパカ動いて しまいがちです。
このような難しい症例でも、以下の4つの部分の形状を適確に入れ歯に再現することができれば、入れ歯の安定をはかることができると考えています。

①舌下ヒダ Sublingual fold
舌下ヒダ部の粘膜が豊富でやわらかい場合、この部分に入れ歯が吸着する力を望むことが出来ます。
この部分の入れ歯の厚みを増して、さらに入れ歯の外側に舌の形を付与した形態を作ることにより、入れ歯の安定をはかります。

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歯槽堤の吸収が激しい下顎無歯顎

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わかりやすいように、入れ歯の内面に
フィットチェッカー(白い材料)を
つけています

②後顎舌骨筋窩 Retromylohyoid fossa
特に顎の土手の部分(歯槽堤)の吸収が著しい場合は、この後顎舌骨筋窩まで入れ歯の縁を延長すると、吸着力は増します。
舌の動きの邪魔にならないよう、後顎舌骨筋窩部は薄く仕上げます。

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③後臼歯豊隆 Retromolar pad
下の総入れ歯の一番後ろの場所にあたります。
優れた弾性に富む組織がたくさん含まれているこの部分は、総入れ歯の縁に完全に覆うことが望ましいとされています。
なお、外側に「染谷のスジ」が存在する場合には、入れ歯の安定を増すためにこのスジを避ける必要があります。

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④頬側棚 Buccal shelf
下の総入れ歯の後方外側にあたります。
顎の土手の部分(歯槽堤)が吸収して条件の悪い場合には、頬側棚が広く平坦になるので咬む圧を引き受けやすくなり、結果的にそれが入れ歯の維持安定にもつながります。

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(3)あらゆるステップで妥協を許さぬ努力

タケスエ歯科医院では、どこよりも優れた入れ歯を作るために、完成するまでに少なくとも3~4回(総入れ歯の場合はそれ以上)ご通院いただきます。

一般の保健取扱い医院で自費の入れ歯を作る時でも、中には一度歯型をとったら次に入れ歯が出来上がっているなんてところもあるようですが、ご来院回数が少なければ良いというものではありません。
むしろ、入れ歯作りに必要なステップを大幅に省いてしまっていると考える方が妥当でしょう。

理想的な入れ歯作りには、どうしても省くことのできないステップというものがございます。
たとえば、当院での総入れ歯の製作過程を以下に列挙してみます。

  • ①診査、診断
  • ②一次印象
  • ③二次印象(精密印象)
  • ④咬合彩得・フェイスボウトランスファー
  • ⑤人工歯排列試適・ゴム噛み転覆試験
  • ⑥咬座印象
  • ⑦義歯完成

…と、総入れ歯の場合、最短でうまくいっても7回はかかるのです。
たった2回のご来院で、まともな入れ歯が出来るわけがございません。

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タケスエ歯科医院では、入れ歯が完成するまで何度もご通院いただきますが、その分どなたにもご満足いただけるような入れ歯作りを目指しておりますので、ご理解をお願いいたします。

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(4)セット時にかける時間

入れ歯が完成して、最後にお口の中に入れる時、このときの調整が実は一番大切かもしれません。

タケスエ歯科医院のようにあらゆるステップで妥協を許さずに製作していっても、入れ歯にはほんのミクロの範囲での誤差が生じます。
たとえば、入れ歯を作るのに必要な印象材(歯型をとる材料)や石膏、レジンなど、これらは固まるときに多少の膨張や収縮を生じますので、その結果、出来上がる入れ歯には多少なりとも誤差が生じるわけです。

その誤差を修正するために、最後にお口の中で細かい微調整を行うのです。
フィットチェッカー(適合試験材)を使って入れ歯の内側の適合具合を何度もチェックしていったり、咬み合わせの微調整はもちろん、左右どちらか片方で咬んだときに入れ歯が動かないか(ゴム噛み転覆試験)などを細かく点検していきます。

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<フィットチェッカーによる内面調整>

  • <ゴム噛み転覆試験>
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  • 食事中でも動かない入れ歯に仕上げるためにゴム噛み転覆試験を行います。
    左右の奥歯で、幅約7~8mmのゴム状の固形物を咬んでもらっています。
    色んな位置でゴムを噛んでも入れ歯は転覆しないことを確認しています。

その誤差を修正するために、最後にお口の中で細かい微調整を行うのです。
フィットチェッカー(適合試験材)を使って入れ歯の内側の適合具合を何度もチェックして いったり、噛み合わせの微調整はもちろん、左右どちらか片方で咬んだときに入れ歯が動かないか (ゴム噛み転覆試験)などを細かく点検していきます。

このように細部にわたり微調整を行っていきますと、ひとつの入れ歯だけでも軽く1時間、 これが上下の総入れ歯となりますと2時間近くはかかります。

保険の入れ歯ですと、最後にお口の中で調整せずに手渡しされて終わるなんてこともあると聞きました。
少しでも快適に入れ歯をお使いいただけるよう、でき得る限りの微調整は歯科医院で行わなければいけません。

タケスエの歯科医院では完全自由診療の歯科医院ならではの徹底したこだわりを持って、 最良の入れ歯をみなさんにご提供できるように努力しております。

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最新の入れ歯事情

~ノンクラスプデンチャー~

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最後に、新しいタイプの入れ歯をご紹介します。
金属のバネ(クラスプ)を一切使わない部分入れ歯を「ノンクラスプデンチャー」といいます。
この入れ歯は、金属を使わずに、素材は歯茎と同じピンク色なので、装着しても目立たないのが特徴です。
素材も柔らかく大きく曲げても割れることがありません。

ただすべての部分入れ歯にできるわけではなく、その症例が限られているのが欠点でもあります。
さらにその素材の関係から、決して「一生モノ」と言える入れ歯ではなく、いずれはまた新たに作り直す必要があります。

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ノンクラスプデンチャーの利点・欠点

<利点>
  • ・金属のバネがいっさい必要ないため、見た目も大変よく、自然な仕上がりを期待できます。
  • ・高価な金属を使用しない分、通常の自費の入れ歯に比べると治療費はお安くなります。
<欠点>
  • ・材質的には従来法の金属のバネの入れ歯よりも劣るため、あくまでも「一生モノ」と保証させていただけるものではございません(平均5年)
  • ・特殊な材質を使用しているため、壊れた場合には修理がききません。
  • ・支えになる歯の歯ぐき全体をウィング(ピンク色の材質と同じもの)で包み込むため、こまめにお掃除していただかないと、歯ぐきが炎症を起こしやすくなります。

このような特徴を持っているため、現在ではこのノンクラスプデンチャーに関しては、当院では以下の方々にのみお勧めしております。

  • ①どうしても見た目を優先せざるを得ない事情をお持ちで、いずれまた作り替える必要性をご理解いただいている場合
  • ②インプラント治療中の方で、歯を抜いてからインプラントが入るまでの間、仮の入れ歯としてお使いいただく場合
  • ③成長期のお子様で先天的に欠如している場合、成人になられるまでの間、一時的に必要な場合
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