タケスエ歯科医院は横浜市戸塚区 JR戸塚駅西口トツカーナモール2F。自由診療 インプラント歯科 審美歯科 矯正歯科を専門に丁寧な診療・治療を行っています。
タケスエ歯科医院では、2015年春より、最新CT機器を導入しました。
これまでは当院では、患者さんにわざわざ大きな施設の病院(平成横浜病院など)に行っていただき、CTを撮っておりましたが、今度からは院内で手軽にその診査・診断ができるようになりました。
導入したのはフランスのトロフィー社が開発した「トロフィーパン・スマートオシリス3D」。
この機器は日本で発売されてまだ間もないので、当機器が導入された歯科医院はまだ多くありませんが、これまでの歯科用CTと比べて、さまざまな利点がございます。
通常、CTとなると患者さんが受ける放射線の被曝量はかなり大きくなります。
通常のCTスキャンは、1回の撮影で約7mSv(ミリシーベルト)ほどの放射線量を受けると言われています。
これが、歯科用CTとなると1回あたり約0.1mSvと格段に下がります。
ところが、トロフィーパン・スマートオシリス3Dでは、最短7秒での高速撮影が可能なため、これまでの歯科用CTよりもさらに被曝量を軽減することができ、CTとはいえ、ほかの歯科用レントゲン写真(デンタルやパントモ)とさほど変わらない被曝量で、安心して撮影させていただけるようになりました。
これまでは、平成横浜病院でCT撮影してから、画像分析してもらい、データが当院に届くまで1~2週間の時間がかかっておりましたが、これからは院内で撮影してわずか1~2分後には、どこの診療台でもすぐに診査・診断・シュミレーションができるようになりました。
これにより、実際の治療開始までの期間を大幅に狭めることができます。
こ れまでは、CTといえば、インプラント治療の術前診査にしか活用していませんでしたが、これからはインプラント治療のみならず、根管治療(歯内療法)や、歯周病治療などで、骨欠損の確認、歯の根の先の病変の大きさの確認、腫瘍の拡大像などという診断にも気軽に使えるようになり、私たち歯科医師や歯科衛生士らの治療のレベルは間違いなくさらにレベルアップしていくはずです。
タケスエ歯科医院では、患者さんみなさまを守るため、そして当院で働くすべての医療従事者を守るため、世界でも最先端の滅菌・消毒システムを導入し、みなさんに安心して歯科治療を受けていただけるような環境づくりに努めています。
「スタンダードプリコーション(標準予防策)」とは、感染の可能性の有無に関わらず すべての患者さんを対象に血液・体液・粘膜に接した 器材は感染の可能性があると考え、滅菌・消毒を行うことです。これまでも歯科医療の現場では、たとえば肝炎の患者さんなどには高レベルの対策を施してきましたが、全ての患者さんが事前に病気を名乗り出てくださるわけではございません。そこで当院では、院内感染のリスクを限りなくゼロに近づけるために、全ての患者さんに高レベルの予防策を講じてまいります。
タケスエ歯科医院では、患者さんからは見えないところにも気を配り、徹底した感染予防対策を行っています。
タケスエ歯科医院で使用している高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)は、歯科医院で使用される滅菌器の中でも最も厳しいとされるヨーロッパ基準の「クラス B 滅菌レベル」を達成した滅菌器を使用しています。
日本でのクラスBの基準を満たしたオートクレーブの普及率は、残念ながら民間医療機関で2%以下しかありません。ヨーロッパでは、クラスB滅菌が義務付けられておりますが、驚くことに、日本では、そのような義務はありません。
タケスエ歯科医院では、この世界標準レベルの「クラスB」滅菌を実現して診療を行っております。
超音波洗浄器は、通常の洗浄では落としきれない血液や汚物、固まったセメント(接着剤)などの細かい汚れを取るために使用します。
当院で導入しているGC社のハイパワーソニックSH-1という器械は、容量が8Lと通常の超音波洗浄器に比べるとかなり大きく、一度に多くの用途で使用できます。また、ダイレクション・ソニックストレス方式という洗浄槽底面の特殊な形状の発振体から水に直接超音波振動を伝える方式を採用しており、洗浄槽内全体に安定した超音波が行き届くという利点があります。
当院では、タービン(歯などを削る回転切削器具)は、全て患者さんごとに交換しています。残念ながら現在でも日本のほとんどの歯科医院は、タービンを交換するのはせいぜい一日1回、中にはタービンはほとんど滅菌しないというところもあるようです。この背景には、タービンは1本30万円程度する高価なものですので、それだけの本数が確保できないというコスト的な問題もあるかもしれません。
しかしこの歯を削るタービンという器械は、患者さんの唾液や血液が内部に入り込みやすく、これが院内感染の原因となってしまうことも少なくないのです。
タケスエ歯科医院では、一日に平均してお見えになられる患者さんの数を見越した十分な量のタービンを用意しております。毎回治療が終わるたびにタービンを片付け、まずはこの自動洗浄注油器「ルブケア」にセットし、タービン内部を洗浄し、自動注油させます。その後、1本ずつを滅菌バックに収納し、クラスB滅菌器にて高圧蒸気滅菌を行っていきます。
そして新たにお見えになられた患者さんの歯を削る直前に、滅菌バッグに入り滅菌されたタービンヘッドをその場でお付けしてから歯を削ってまいります。
一般の歯科医院では、診療器具をオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)にかける前に、1本ずつ手洗いで汚れを落としていきます。
当院では、今までは手作業だったこの工程を、使用済みの器材を槽内にセットするだけで、全自動で洗浄から消毒までおこなえるシステムを導入しています。このウォッシャーディスインフェクターを使用することで、医療従事者の職業感染を防止し、作業負担も軽減します。
ドイツ製の世界標準レベルの「クラスB」対応の高圧蒸気滅菌器です。これまでの洗浄、消毒のシステムを終えた器具を、最後にこの器械に入れ、滅菌を行います。
一般的に歯科医院で使われているオートクレーブは、オートクレーブ内に高圧と蒸気をかけ滅菌しています。しかしこれにも質があります。
円形をした庫内も場所によっては十分な圧がかからなかったり、袋詰めされた器具に100%滅菌がかけられなかったり、タービンやエンジンなど複雑な管構造を持ったものの細部までは100%確実に滅菌することは、事実上不可能です。
しかしこの「Vacuklav 31B+」のような世界標準「クラスB」に対応した滅菌器は、庫内を真空にし、また高圧をかけるというサイクルを繰り返すことによって、確実に滅菌を行う仕組みになっています。
このように、タケスエ歯科医院では、患者さんからは見えないところにも気を配り、徹底した感染予防対策を行っています。
ドイツの機械技術者、カール・フリードリヒ・ツァイスが1846年に創業した世界一の光学機器製造会社「カール・ツァイス」社のエントリーモデルである「OPMI pico MORA」。
あらゆるアプリケーションへ対応可能な歯科用顕微鏡のワールドスタンダードモデルです。
オプションの内蔵1CCDカメラを使用しているので、画像をモニターなどへ映して説明でき、患者さんへのインフォームドコンセントに活用しています。
特にMORAインターフェース機能を搭載した当モデルは、部位により顕微鏡本体を横に振った状態でも接眼レンズは水平で、観察姿勢を一定に保つことができます。われわれドクターも、治療中は背筋を伸ばした姿勢で長時間の診療でも負担がより軽減されます。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使って治療している状況を全て動画で映像を記録する画期的なシステムです。
患者さんご自身も、治療中の映像をリアルタイムでご覧いただくこともできますし、治療が終わったあとで、その日の治療を振り返って映像をダイジェストでご覧いただくこともできます。
私たちドクターも、1ペダルのフットスイッチで全ての記録操作ができますので、とても使いやすく、かつNAS接続にも対応しているので治療映像の長期保存も可能になりました。
タケスエ歯科医院では、口腔内レントゲン写真は、デジタルレントゲン写真を使用しております。
現在、デジタルレントゲン写真はCCD(Charge-Coupled Device)方式とIP(Imaging Plate)方式に大別されます。
タケスエ歯科医院では、このうちIP(イメージングプレート)方式の『Digora Optime』というデジタルレントゲンスキャナー装置を使用しております。
CCD方式ですと撮影してすぐにデータが表示できるという利点がございますが、お口の中に入れるX線センサーが厚いため、目的とする場所が撮りづらかったり、患者さんに不快な思いをさせてしまうなどの欠点がございます。
一方で当院で導入しているようなIP方式ですと、撮影後、私たちが一枚一枚スキャナーに通さなければいけないという手間はかかりますが、お口の中に入れるX線センサーは、従来のデンタルフィルムとほぼ変わらず、優れた柔軟性を持っておりますので、患者さんには快適で、私たち術者には正確な位置づけが容易にできます。
高感度イメージングプレートにより、従来のD感度フィルム撮影と比べて約1/4の照射線量で済みます。
そのため、患者さんへのレントゲン被爆量も最小限におさえることができるようになりました。
現像・定着液による現像処理は不要で、液の保管や処理にわずらわされることなく、環境にやさしいエコなレントゲン装置です。
1枚わずか45秒でスキャニングできますので、患者さんをお待たせすることなく、 撮影した数分後には診療台のモニター画面ですぐお見せすることができます。
「コスモキュア」という高周波治療器を導入してから約7年がたちましたが、各治療で成果をあげております。
高周波治療とは、マイクロウェーブと呼ばれる電磁波を使う高周波誘電加熱方式のことをいいます。
もちろんこの高周波治療器だけで治るというものではありませんが、従来の治療法と併用することによって、大きな成果をあげています。この高周波治療は以下のような用途と効果があります。
お口の中を拡大してお見せすることが出来るモニター兼カメラです。
これで歯の状態を患者さんにお見せしながら治療を進めていきます。
静止画はもちろん動画もライブでお見せすることができるので、患者さんには大変ご好評いただいております。
特に虫歯を治療する時、歯を少しずつ削っていきながら虫歯の全貌が見えてきたところで、一度手を止めてこのペンスコープでお見せしたり、虫歯を全て取りきったあと、キレイになった状態を確認していただくために、再度使ったりいたします。
これを使用しながら治療を進めますと「今何をされているのかハッキリわかるので良い」と喜ばれています。
ドイツのKavo社が開発したレーザーを用いた虫歯診断装置で、虫歯の進行状況を数値で表記するスグレものです。従来の鋭利な歯科診断器具を使った虫歯の診査では、歯を傷めてしまったり、深いところの診査は出来ませんでした。
この虫歯診断装置「ダイアグノデント」では、レーザー光を使った診査を行うことによって、歯を傷めずに深いところの虫歯の診査も出来るようになりました。
昨今では高齢化の加速に伴い、高血圧症や虚血性心疾患などいろいろな病気をもつ患者さまが増加しています。
そのようなご高齢の方々にも安心して歯科治療が受けられるよう、当医院では治療中にモニタリング装置を取り付けさせていただき、血圧や脈拍数を常に監視しながら細心の注意を払って治療を進めております。
歯科治療中における全身的偶発症のほとんどが、治療中の緊張やストレス性の血圧・心拍数の低下が引き起こす脳貧血であると言われています。そのリスクを限りなくゼロに近づけるために、当医院では「生体情報モニター『クリスタル』」というモニタリング装置をご高齢の方々の歯科治療に併用しております。
また、インプラント治療の際にも必ず併用しております。
この装置では以下の項目を測定し、その数値の変動を常に画面上で確認できるようになっています。
歯科治療における安全対策は、まず患者さまの全身への配慮からであると私たちは考えます。
多数歯を一度に効率よく照射できる最新鋭のホワイトニングライトです。
光源にはLEDを採用し発熱が少なく、患者さんにやさしいホワイトニングを実現します。
本体は、フレキシブルに可動するヘッドとバランスアームの採用により、患者さんの口腔への位置付けが正確かつ簡単に行えるようになりました。
当院では、購入したばかりのこの最新機器「コスモブルー」を駆使し、GC『Tion』の効果を最大限に発揮させてまいります。
歯科用デジタル側色器、歯の色を精確に測定する装置です。
歯の色は、周囲の明るさや見る角度によって違います。
そのうえ、同じ歯でも場所によって色の明るさや濃さ、透明感が違うという特徴があります。
このような歯の色や質感をより正確に把握するため、タケスエ歯科医院では歯科用測色装置(クリスタルアイオリンパス社)を導入しています。
このクリスタルアイを用いて歯を撮影し、治療時に歯の色を詳細に分析します。 このデータは歯を製作する歯科技工士と共有しますので、このデータを元に歯科技工士はより自然な被せ物を製作することができます。
また、ホワイトニング治療では、治療前後に歯の色を測定しますので、どのくらい歯が白くなったかホワイトニングの効果を客観的に知ることができます。
また、ホワイトニング後に生じる後戻りについても定期的に測定してチェックしていきます。
この装置では以下の項目を測定し、その数値の変動を常に画面上で確認できるようになっています。
3.5インチのカラー液晶モニターを採用したLCDデジタル顕微鏡は、光学式40倍、100倍、400倍で、デジタルズームをかければ、さらに最大1600倍まで倍率を引き上げることが可能です。このデジタル顕微鏡を用いて、歯周病菌の診査を行うことができます。私たちは患者さんのお口の中の汚れをほんの少し採取させていただき、それを顕微鏡で観察します。このデジタル顕微鏡で見ることで、今現在の菌の状態を確認することができ歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態なのか、これからどういう状態になっていくのかがわかってきます。
またこの顕微鏡は、200万画素CMOSセンサーを搭載したデジタルカメラを内蔵しており、USBインターフェースを備えていますので、簡単にパソコンに接続し、プリントしてお渡しすることも可能です。
デンマークのデンタルエレクトロニック社から取り寄せた電気式歯髄診断器です。歯の神経(歯髄)が生きているか死んでいるかの生活反応を確認するにはさまざまな方法がありますが、今まではどれも確定的な診断はありませんでした。しかしこの「パルプペン」は、調べたい歯に接触させるだけで、歯髄の生活反応を数値で示してくれる非常に便利なツールです。