さて、今回の母校来訪の目的は、私が属している横浜歯科臨床座談会と、東京歯科大学の病理学教室が進めている共同研究の進行具合を拝見しに、先輩の浜野弘規先生と丸森英史先生にお供させていただいたというわけです。
ちょっとだけ難しい話をしますが、私たちが目指している医療は「EBM(Evidence based on Medicine):根拠に基づいた医療」というもので、よりよい医療を提供するための一つの方法論です。それを確立するために、私たち一般開業医である臨床家と、研究者である病理学者がコラボレーションして、私たちが日ごろ「現場」で経験していることを、研究者に立証してもらおうというプロジェクトを進めているのです。
こうやって大学で基礎の研究にいそしんでおられる先生方と接すると、とてもいい刺激を受けます。学者肌の先生方は一見暗くて接しにくいような印象がありますが、お会いするどの先生からも私たちが圧倒されてしまうような熱意と情熱を感じました。